小学生の速く走れるようになる練習メニューを知りたい人

「小学生の速く走れるようになる練習メニュー方法を知りたい。とりあえず走ってるけど、どのような練習メニューをするべきだろう?

あと、やってはいけない事とかもあるなら、セットにして教えてください。

といった疑問にお答えします。

今回はWAVE宮崎流の練習メニュー③です。

✅本記事の内容

・WAVE宮崎流練習メニュー【③】  【動きづくり】

・やってはいけないこと【③】

この記事を書いている僕は、宮崎県マスターズ陸上M30クラス 100m.400m県記録保持者であり、指導歴10年ほど(ボランティア時代を含む)。

現在は小学生クラブで子ども達と一緒に楽しんで指導(練習)しています。

とりあえず走ってるけど、、、果たして本当にこの練習で合ってるのかな、と不安な方は、ぜひ記事をご覧ください。

※記事は3分ほどで読み終わります。

WAVE宮崎流練習メニュー③【動きづくり】

WAVE宮崎流練習メニュー①で紹介したスキップの応用編です。

① スキップドリル (応用編)

② スキップダッシュ (応用編)

①:スキップドリル(応用編)

前回のスキップメニューの動きが基本になります。
記事を読んでない方はこちら→『WAVE宮崎流練習メニュー①』の記事

今回のスキップドリルは腕がメインです。

今回のスキップドリル(応用編)はスキップ2種類+ドリル1種類

1-1:腕回しスキップ(前・後)

1-2:交互腕回しスキップ(前・後)

1-3:空中入替

1-1:腕回しスキップ(前)

スキップをしながら腕を前に回します。
真っ直ぐな姿勢から耳の横を通るイメージで回します。
このとき腕が体の前でクロスしないように気をつけます。

大切なことは、≪腕を勢い良く振る≫こと。

頭上からビューンと振りましょう。

ビューンで振ると前に進む推進力が生まれます。
この推進力が腕振りに繋がります。

 

 

 

 

 

 

 

1-1:腕回しスキップ(後)

スキップしながら両腕を後ろに回します。
前回しと同様に真っ直ぐな姿勢な姿勢から腕がクロスしないように。
基本は腕が後回しになって前回しと同じです。

後回しは腰の辺りから勢いよくビューンと後ろに振ります。

ビューンと振って腕の力で推進力が生まれればOK。

 

1-2:交互腕回しスキップ(前・後)

少し難しいですが、コツをつかむとどんどん出来る様になってきます。

✓右手を前回し

✓左手は後回し

で回します。

大切なことは≪頭上で両手を叩くイメージ≫
→頭上で両手が交差するように回します。

頭上で交差する事で、姿勢が真っ直ぐになり、走る時のきれいな姿勢が作れるようになります。
体の前で交差してしまうと、体が前に突っ込んでしまい、きれいな姿勢が作れません。

リズム良く腕を素早く振って、スキップとタイミングが合うと、どんどん前に進むようになってきます。

1-3:空中入替

空中入替??

その名の通り空中で足を入れ替えるシンプルな動きです。

でもこのシンプルな動きが速く走るのに大切な動きの1つです。

リズム良く、タッ・ターン。
素早く、リズム良く切り替えます。
この時、腕も素早く振り、タイミングを合わせましょう。

姿勢が崩れるないように(前に倒れないように)気をつけて行います。

大切なことは、≪足を蹴って後ろに流れないようにすること≫
→地面を押すイメージでももが前にでるように

 

 

 

 

この時、前回のWAVE宮崎流 小学生陸上練習メニュー②で行った足首のロックと体幹も意識できるとOK。
前回の記事→WAVE宮崎流 小学生陸上練習メニュー②

慣れてくると、切り替しのスピードが上がって走りも良くなってきます。

②:スキップダッシュ(応用編)

前回のスキップでも紹介しまたが、今回は腕を回しながらになります。1-1.1-2で行ったスキップからダッシュします。
腕の力で推進力をもらいながら、ビュンビュン進んで行きます。
脚の力だけではなく、腕の力も使って進んでいるイメージです。
→スピードが乗ってきたら、普通の腕振りでダッシュ。

普通の腕振りに変わった時にビューンと進む感覚になります。

※最初からダッシュで行ってもOK。
※腕を交互回しなども効果がありますよ。

動画で普段のVlogの中でも紹介しています。

 

やってはいけないこと【③】

前回の記事の続きです。

一方的な指導な指導は、特に低学年(ゴールデンエイジ)にこの様な指導を行うと、自律性、主体性、積極性の成長の妨げになる恐れがあります。
指導者は「約束」「ティ―チング」「話し合い」の3つが大事と書きました。

「約束」

特に低学年の子ども達の多くは、運動衝動(動きていないと気が済まない)がみられます。

そこで指導者は、活動前にルールを「約束」します。
ルールの理由をしっかりと伝え、そのルールの意味が理解できるように働きかけることが重要になってきます。
守れている時は褒める、守られていないときは、話し合う、指導者の関わり方が子ども達の自律を促すことにつながります。

「約束」していないことを指導者の価値観で押しつけてしまうと、指導者への内面的な信頼感がなくなってしまう恐れがあります。

一方的な指示ではなく、子ども達自ら気づき、行動をコントロールできるように導くことが大切です。

「ティ―チング」

子ども達の自発的な行動を引き出すためには、指導者の「ティ―チング」が必要になってきます。

上記で述べた「約束」。
これが守られていない子どもに対して、『どうして守られていなかったのかな』と質問し、気づきを促し、自発的な行動を引き出すのに有効になります。

しかし、周りの子ども達との行動を嫌がり、1人でいるといったケースもあります。

このような時は指導者が率先して、楽しい、面白いことを体験的に伝えることが大切です。

スキンシップをとれる遊びなどを行うと効果があります。
それを見ていた周りの子ども達が、自然と集まってきて、『皆とやりたい』となってきます。
そのときに指導者は身を引き、子ども達同士で発展させて行きます。

「話し合い」

練習や遊びでよく見られるのが、子ども達同士で揉めていること。
これは子ども達の成長のチャンスでもあります。

ここで指導者は『見守る』『待つ』ことが大切です。

練習の再開を急がず、子ども達の話し合いで解決を待つようにします。
話し合いが長くなり、練習が再開出来ないこともあるかもしれません。
子ども達のコミュニケーションUPが期待できるのです。

普段の練習からコミュニケーションをとる環境作りを行っておくことが大切になってきます。

以上が指導者に大切な「約束」「ティ―チング」「話し合い」です。

記事のポイント!!

小学生の速く走る練習メニュー

・腕を使ったスキップ

・腕の推進力を感じる

・空中入替で切り替し

やってはいけないこと

・指導者に大切な3つのこと、「約束」「ティ―チング」「話し合い」

こんな感じです。

速く走れるようになる練習メニューが分かっていれば、皆さん、練習しますよね。

基本的な動きが1番大事。子ども達が速くなるには指導者の関わり方も大切です。

ぜひ試してみてください。

今回は以上です。

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